ニトリホールディングスは基幹システムをOracle Cloud Infrastructureへ移行し、Oracle Exadata Database Serviceを活用して主要処理の性能を最大4倍に向上。夜間処理の完了時間も大幅に短縮した。
ニトリホールディングスは店舗販売や配送業務を支える基幹システムをOCI上に移行し、データベース基盤にはOracle Exadata Database Serviceを、アプリケーション基盤にはOracle Cloud VMware Solutionを採用した。データ同期はOracle Data Guardを用い、Oracle Cloudの東京・大阪の2リージョン間でDR環境を構築している。
移行後、主要処理の性能は旧環境比で最大約4倍に向上し、日次の需要予測計算処理は従来の開始から終了まで6時間弱かかっていたのが1時間半に短縮された。データベースの待機イベントも減少し、安定した運用が可能になった。またDR移行運用時間は従来の12時間から3時間へ短縮した。
コスト面では運用コストが当初見込みの約8割に抑制され、春の需要期における性能不足による障害対応の抑止にも寄与した。SCSKとアシストが本件の推進と技術支援を担当した。
ニトリHDのCIOは、OCIとExadata Database Serviceが性能・拡張性・安定性・コスト効率の点で評価できると説明し、移行後に大規模処理の時間短縮と安定稼働を今後の成長を支える基盤として活用していく考えを示した。