東証スタンダード上場のメタプラネットが、ビットコイン保有量を4万4000BTCに拡大したと発表。現在の価格換算で約6000億円相当となり、世界で2番目に多い規模となる。
メタプラネットは2026年10月5日に、ビットコイン保有量が4万4000BTCに達したと発表した。発表時点の価格換算で約6000億円分に相当する。上場企業としては世界で2番目に多い量となっている。
同社は前身をホテル事業を専業としていたレッド・プラネット・ジャパンとし、コロナ禍で宿泊事業が縮小した後、社長にゴールドマン・サックス出身のサイモン・ゲロヴィッチ氏を迎え、2023年には社名をメタプラネットへ改称した。現在は「Bitcoin Hotel」としてホテルの再開発を進める計画がある。
同社の決算短信にはビットコインの記載がなかったが、2024年に購入を公表し、同年以降は資産を円建てではなくビットコイン中心で持つ方針を示した。ビットコインの価格変動に応じた評価損益が最終的な赤字を生む一方、決算上は営業黒字を維持している期間もあった。
資金調達は従来の普通株式以外の方法も活用しており、BitBondsと呼ばれる社債の発行や優先株の発行、ビットコインを担保にした借入れなどが用いられている。株式発行による希薄化を容認する一方、1株あたりのビットコインの伸びを重視する指標「BTCイールド」を経営指標に据え、2026年9月時点で株主価値の拡大とビットコイン保有の増加を両立させている。