日本を代表する造船・エネルギー企業7社が、アンモニアの調達からアンモニア燃料船の運航までを一体化する世界初の大型プロジェクトを発表。商用化は2030年を目指す。
日本郵船、JERA、今治造船を含む7社が、アンモニアの調達から洋上補給、アンモニアを燃料とする船の運航までを一体として整備する世界初の大型プロジェクトを公表した。プロジェクトはアンモニアの需要創出とサプライチェーン構築を目指すとされる。
具体的には洋上でアンモニアを補給する船舶の建造や、アンモニアを燃料とする自動車専用の船の運航までを視野に入れて計画を進め、2030年をめどに商用化を目指す。
アンモニアは燃焼時に二酸化炭素を排出しない特性がある一方で毒性があり、安全性が高く保管・輸送の難易度が高いと説明された。関係者は世界の造船市場で中国・韓国の存在感が高まる中、それぞれの強みを持ち寄って新時代の船づくりに挑む方針を示した。