エイトレッドのX-point Cloudをトーエイ物流が導入。人事評価と経費精算をデジタル化し、財務・給与システムとの自動連携を実現した。現場は紙運用を残しつつ、承認フローとデータ連携の効率化が進んだ。
トーエイ物流は長年ワークフローを活用しており、Excelとメール運用で評価フォームが乱立するほか、承認の埋もれや誤送信のリスク、役員による紙評価シートの大量目視確認、乗務員のPC操作負荷と仕訳の手作業転記といった課題を抱えていた。これを解消するべく、2017年にエイトレッドのX-pointへ移行していたが、今回の公表で紙とデジタルを横断する統合運用がクラウドへ移行された事例として示された。
導入の理由として、複雑な承認ルートや職種別評価フォームを現行フローのまま再現できる柔軟性、ブラウザ運用による負荷低減とセキュリティ強化、WebAPIと固有マスタによる財務・給与システムとの拡張連携、パッケージ版からの低コストでのクラウド移行性が挙げられた。導入後は役員が評価をランク別に即時フィルタできる機能や、紙帳票ライクな直感的フォーム、ノーコード運用、豊富な検索・集計機能により現場の負荷が大きく軽減され、人事部の工数も大幅に削減された。
現場の自動化は代理申請とRPAを介して仕訳データを財務・給与システムへ自動転記する流れを作り出し、手作業の転記ミスや漏れを抑制。トーエイ物流は1963年設立の総合物流企業で、関東を中心に全国展開し倉庫保管から流通加工まで一貫提供している。エイトレッドはAgileWorksとX-point Cloudを展開し、累計5,000社超に導入されている。今回の事例は、現行業務を崩さずクラウドへ移行し評価と精算を統合しつつ財務と自動連携する点に特徴がある。