車載PoC用の積層インダクタMLJ1608WGC1R2MTD25をTDKが開発し、2026年10月から量産を開始する。2GHzまでの周波数帯で高いインピーダンス特性を実現し、従来品と比べてインピーダンスが向上する。サイズは1608規格で、車載カメラのPoC伝送に適する設計となっている。
TDKは車載PoC用途の積層インダクタMLJ1608WGC1R2MTD25を開発し、実際の製品として2026年10月より量産を開始すると発表した。本製品はL1.6mm×W0.8mm×H0.8mmのサイズで、PoC伝送に用いる広帯域のフィルタに組み込まれることを想定している。
新製品は独自設計の材料と構造により、従来品の0.56μHに対して1.25μHを実現。300MHzから2GHzの高周波帯域で高いインピーダンスを示し、100〜700MHzでは従来品比で1.7〜2倍のインピーダンスとなりノイズ抑制とフィルタ機能を高める。
PoC伝送の特性上、車載カメラなどの複数センサーとECUを接続する際の配線本数削減に寄与。サンプル価格は40円(税抜)で、日本国内に生産拠点を置き、初期生産容量は月額1000万個を見込み、量産は2026年10月に開始する予定。