ペプチドリームは MSD社との共同研究でマイルストーン達成と受領を10月7日に開示、10月8日に材料で株価が反応した。決算短信では中間期の売上が増加も赤字が継続し、今後の臨床開発動向や提携収入の動向が注目される。
ペプチドリームの株価は10月9日から16日にかけて1,075円前後から1,072.5円へ持ち直し、10月16日には前日比+4.03%の41.5円高となった。10月14日には出来高が前日比159%増の1,532,900株を記録し、個別材料が断続的に株価に織り込まれる流れが見られた。
10月7日、MSD社との共同研究開発でのマイルストーン達成と受領を開示した。10月8日には共同研究材料で3日連続伸と報じられ、直近の値動きには個別材料が影響を及ぼしているとみられる。
決算短信の要約では、2026年8月12日発表分の中間期において売上収益は前年同期比8.0%増の92億円を計上した一方、営業損失25億円・中間損失20億円と赤字が継続した。研究開発費は26億円で増加傾向にあるが、通期では売上高320億円・営業利益46億円の黒字転換が見込まれている。
今後の業績チェックポイントとして、放射性医薬品事業の成長要因としてPET診断薬の需要拡大、アミロイドPETの市場拡大、PD-L1などの臨床開発の進展が挙げられる。CA9標的の自社RI候補は米国で第1相試験を開始したほか、Novartis向けのHER2標的プログラムでマイルストーン収入の計上が公表された。