中国のヒト型ロボット企業が上海証券取引所の科創板に新規上場。習近平政権の産業政策が成長を後押ししているとの見方が伝えられ、米国の規制が強まる中でも競争力の拡大が指摘されている。
8月19日、中国のヒト型ロボット企業「宇樹科技」が上海証券取引所の科創板に新規上場した。中国本土のヒト型ロボット企業として初の上場となり、今後の業績に注目が集まる。
習近平政権のAI・ロボット政策を背景に、ヒト型ロボット分野での世界的主導権を狙う方針が示されている。世界大会などの場で、AIの活用による世界経済成長の支援や、ヒト型ロボットへの適用方針が明確にされている。
中国のロボット産業は四足歩行型や産業用ロボットアームなど多様なタイプを展開しており、ヒューマノイド領域の成長が急速だ。米国の規制・禁輸があっても競争力の低下は限定的とみられ、世界トップ級の情報関係者の指摘も増えている。
日本は中国のロボット産業の進展に対し人材育成や資金支援など政策面の対応を強化する必要があるとの見方が示唆され、遅れれば国内のロボット分野での遅れを懸念する声が伝えられている。