関西電力系のかんでんエンジニアリングが地下空間の送電設備工事でAIを活用し、測量から図面作成までの作業を自動化すると発表した。実証で作業時間を約80%削減でき、2027年度の本格運用を目指す。
地中の送電設備の更新工事において、作業の前提となる地下空間のケーブルや設備の位置関係を測量し図面化する工程をAIで自動化する実証が行われた。スマートフォンで撮影した写真から3Dデータを作成し、それを図面に反映させる手法だ。
作業の削減効果として、従来3日かかっていた図面作成が約4時間半で完了する見込みとなり、マンホール内に入る人手は依然必要だが、人の作業負担を大幅に縮小できるとされる。3Dデータ処理はbestatと共同で実証した。
実証は関西電力グループのかんでんエンジニアリングが主導し、地下空間の図面化をAIで自動化する取り組み。2027年度からの本格利用を目指し、今後の運用拡大が検討される。