エクスペディア・グループが5期連続の予想上振れと通期見通しの上方修正を発表。自社株買いの継続と安定配当0.48ドルを組み合わせ、投資家の関心は今後の収益拡大と配当方針の持続性に集まる。
エクスペディア・グループは、オンライン旅行ブランドのポートフォリオを背景に堅調な消費者需要を維持することを前提に、B2C事業中心の収益力改善を掲げている。公表された見通しでは、旅行需要の変動や競争激化といったリスクが残る中、予想上振れと上方修正が示された。
進行中の自社株買いプログラムは50億ドル規模で、すでに株式の20%超を買い戻す動きが進み、四半期配当として0.48ドルの安定配当が併記されている。資本還元の継続可能性は、B2C部門の業績改善を背景に投資家の注目点となる。
分析によれば、2029年までの売上高は187億ドル、利益は27億ドルを見込む。ただし達成には年率7.2%の売上高成長と現在の利益を約12億ドル増やす必要があるとされる。
公正価値の推定は293.71ドルであり、現状株価には約9%の下落余地があるとの見方が示されている。