ロシア政府が日本企業の現地法人を一時管理下に置く大統領令を署名したと伝わり、日系銘柄を中心に急落が見られた。一方、前日に決算を公表した銘柄ではロームやカナデビアなどが大きく動いた。
ロシア政府が JT の現地法人4社をロシア企業による一時管理下へ移す大統領令に署名したと伝えられ、日本たばこ産業のロシア市場シェア約37%という状況も取り沙汰された。これにより、同社の経営権が実質的に影響を受けるとの見方が広がった。
前日の米株市場でSOX指数が急落するなど米中間選挙の影響を受け、AI・データセンター関連株の売りが増え、東京市場にも波及。キオクシアHDやソニーグループなどの銘柄が大幅に値を下げ、半導体・AI関連の銘柄を中心に相場の下押し要因となった。
ロームは第2四半期決算を発表し、営業利益は前年同期比で増加したものの市場予想には届かず、通期予想を引き上げた一方で直近の市場期待には及ばず、株価は急落。これに対し、カナデビアは上半期決算で赤字を計上、通期利益見通しを下方修正した。
HENNGEは第2四半期決算を発表し、営業利益が前期比増となってストップ高となる反発をみせた。一方、参天薬は自社株買いを発表し、決算も続伸しており、株価の堅調さを示す動きがあった。