サトーホールディングスが2027年3月期第1四半期決算を発表。日本事業の牽引で4-6月の純利益が前期比2倍超の25億円となり、通期の業績予想を上方修正するとともに、20億円の自社株買いを実施すると発表した。
日本事業の売上高は22,858百万円で前年同期比19.7%増、営業利益は1,850百万円と前期比で大きく伸び、全体の利益押し上げに寄与した。メカトロの拡大とサプライの増収が特に顕著で、粗利率は47.4%へ改善した。益子CFOは前倒し需要と組織改革の効果を指摘しつつ、為替や人件費の影響も継続する見通しを示した。
海外事業は売上高ベースで16.1%増と堅調だが、為替除きは2.1%増に留まり、営業利益は前年同期比6.3%減の1,526百万円となった。欧州は0円の営業利益へ落ち込み、アジア・オセアニアは高い売上を維持する一方で利益は低下した。地域別の要因として、コスト増と先行費用、及び一部の需要の正常化が影響した。
通期の修正は売上高172,000百万円、営業利益12,100百万円、経常利益11,600百万円、純利益7,700百万円へと引き上げられた。日本事業の上期見込みを引き上げ、下期は期初予想を維持する慎重な見通し。為替前提はドル150→155円、欧州は1ユーロ180円へ見直されたが、海外事業の上方修正幅は限定的となった。