デンマークのAPモラー・マースクが2026年第2四半期の決算を公表。売上高は前年同期比20%増の158億ドル、EBITは89%増の16億ドルとなり、通期の利益見通しを引き上げた。
マースクは2026年第2四半期の決算で売上高が158億ドル、EBITが16億ドルとなり、いずれも前年同期を大幅に上回った。海上輸送需要の拡大とスポット運賃の上昇が寄与し、各事業で取扱量が増加したことが要因として挙げられる。
海上輸送部門では積載コンテナ量が4.1%増加し、平均運賃は22%上昇。売上高は23%増、EBITは9億3500万ドルへ拡大。極東の輸出堅調や港湾混雑による需給の逼迫がスポット運賃を押し上げた。
物流・サービス部門は湾岸地域のランドブリッジ輸送や航空貨物、プロジェクト物流が伸び、売上高は15%増。EBITは2億1700万ドル、ターミナル部門も取扱量2.2%増で売上高が11%増となった。
中東側ではホルムズ海峡の航行混乱を受け、一部貨物を代替港や陸上輸送に切替。需要増はアフリカ、北米、中南米向けを中心に広がった。これを受けて通期の業績予想を上方修正し、基礎的EBITDAを105-125億ドル、基礎的EBITを45-65億ドルへ引き上げた。