NECは、システム開発・保守の委託先がサイバー攻撃を受け、複数顧客のシステム停止と個人情報を含むファイルの流出を確認したと発表した。攻撃は9月下旬に発生し、正規アカウントの認証情報が悪用されたという。
NECは10月20日、委託先がサイバー攻撃を受けたとして、複数の顧客のシステムが停止したほか、関係者と共有するクラウドストレージ内のファイルも漏えいしたと公表した。攻撃は9月下旬に発生しており、正規アカウント情報が第三者に不正利用されたと説明している。
顧客のシステムには、委託先の端末から正規アカウントを用いた不正アクセスが行われ、サーバー内のファイルが暗号化されてサービス利用が不能になる事態となった。保守用途の正規アクセス手段も攻撃者に悪用されたという。
漏えいしたファイルは、顧客が保有する個人情報やシステム関連情報を含む。個人情報の内容は判明次第、顧客へ報告するとしており、委託先や顧客の社名、漏えい件数、復旧状況は明らかにされていない。
NECは関連リリースを公表しており、今回の事案の調査状況や復旧対応の詳細は今後の発表を待つ形となっている。