台湾のデジタル企業8社が日本を訪問し、現地企業とAI・DXの具体的な提携機会を検討した。訪問期間は8月17日から21日で、騰雲科技とITEC阪急阪神グループが提携覚書を締結した。
台湾のデジタル発展部デジタル産業署は8月17日から21日にかけ、日本を訪れた8社の台湾企業と日本企業の交流を実施した。訪問先ではAI、DX、スマート小売、観光、サプライチェーンなどの分野で具体的な提携の機会を検討する場が設けられ、日台の産業連携を深める目的が示された。
提携の中心となったのは騰雲科技と阪急阪神グループ傘下のITシステム企業ITECで、共同でデパートやショッピングモール、小売業向けのAIとDXの導入を加速する提携覚書を締結した。両社の技術力と日本市場での流通産業の経験を組み合わせ、具体的な協業の場を開拓することを目指している。
訪日企業は日本市場での実績を持ち、KKdayは旅行関連ECを通じた展開、威朋大數據は観光データ活用、睿控網安はOT・重要設備防護の強化、運籌網通はスマート物流・サプライチェーンの改善など、各分野で現地のニーズに応える取り組みを紹介した。
デジタル産業署は日台の産業連携を今後も深化させる方針を示し、東京での1対1のビジネスマッチング交流会や日台イノベーションフォーラムでの情報共有を通じて、AI・DXを活用した共同開発の機会拡大を目指す。