ナティクシスCIBは日本での投資銀行事業を強化するため、SSAの全株式を取得して日本法人へ参画させる。2027年1月1日付でSSAのメンバーが新設の投資銀行部門に正式参加する予定だ。
ナティクシス・コーポレート&インベストメント・バンキング(以下「ナティクシスCIB」)は、日本における投資銀行部門を新設することを発表し、インベストメントバンキング・リアルアセット(IBRA)およびM&Aの事業体制を大幅に拡充する方針を示した。これに先立ち、日本を代表するM&A専門アドバイザリー会社であるSSAの全株式を取得することで合意しており、2027年1月1日付でSSAのメンバーがナティクシスCIB日本法人へ参画する。
新設部門の責任者にはSSA共同創業者で代表取締役のギャリー・チャン氏が就任し、IBRA部門のグローバル責任者ファブリス・クロッピらと連携して事業を統括する予定。SSA側のマネージング・ディレクターである健太郎氏が日本のM&A事業責任者に就くほか、SSA共同創業者の佐藤文昭氏はエグゼクティブアドバイザーとしてナティクシスCIBと連携する。
SSAは日本初の独立系ファイナンシャル・アドバイザーとして2009年に設立され、TMTを中心に日本市場で実績を積んできた。今回の統合により、SSAの深い市場知見とナティクシスCIBのグローバル・プラットフォームを融合させ、国内外のお客様へ高付加価値の金融ソリューションを提供する体制を整える。
長廣牧人氏は、日本市場へのコミットメントを一層深め、今後はDCMに加えM&Aアドバイザリーやレバレッジドファイナンスを含む広範な金融機能が強化されると述べ、日本及び世界の顧客を支援する方針を示した。SSAの共同創業者も新体制への参加を喜び、これまでSSAが培ってきた実績を活かして顧客へ包括的なソリューションを提供できると語っている。