日本の長期金利は2.9%を超え3%視野との見方が広がっている。10年国債の利回りは一時2.945%まで上昇し、米国や欧州の国債市場の動向、原油価格の高さ、日銀の利上げ観測などが背景として挙げられている。
10年国債の利回りが一時2.945%に上昇する水準に達し、1996年9月以来の高さとなった。
7月9日に2.930%を上回って以降、長期金利は2.9%を超え3%が視野に入るとの見方が広がっている。
米長期金利の動向として13日の米30年債入札で落札利回りが5.216%と25年ぶりの高水準となり、欧州債の利回り上昇も続いている。ドイツ10年債は3.22%で2011年5月以来の水準。
日本側では日銀の利上げ観測が意識され、14日に日銀が早期に1.25%へ利上げを想定しているとの報じられ方がある。
日本国内の物価指標だと7月企業物価指数が前年同月比7.2%増、7月全国CPIは1.6%増と報じられており、物価動向と金利の関係性が注目されている。
総じて長期金利の現状は2.9%を通過点として捉えられ、今後3%が視野に入るとの声がある一方で、ターミナルレートの正確な水準は不確定とされている。