富大先進アルミニウム国際研究センターと三協立山、ハヤシ製作所が再生アルミを活用した壁掛け時計を完成させ、富山のものづくり技術を結集して披露された。
富大先進アルミニウム国際研究センターと三協立山、ハヤシ製作所が協力して再生アルミを使った壁掛け時計を完成させた。アルミ端材の鏡面仕上げや木工技術を組み合わせ、資源循環社会に適した製品開発を目指している。
時計は鏡面仕上げのタイプとトラ木目のタイプの二種で、それぞれ材料と加工法が異なる。鏡面はアルミサッシ端材を溶かして再固化させ、表面に不純物や気泡が出ないよう成形して輝きを生み出す。トラ木目は県産カエデ材を用い、木目を生かす塗装を施した。
針はアルミサッシの廃材を用い、厚さ4ミリの板を削って0.4ミリの薄さに仕上げた。トラ木目の針にはレーザーでナノメートル単位の溝を掘り、光の角度で虹色に輝く仕掛けになっている。
製品はクラフトフェア「ツギノテ」に24日と25日に高岡駅隣の高岡中央駐車場で展示され、来年1月には東京・日本橋とやま館にも出品予定で、商品化も視野に入れる計画だ。