日立製作所が日本企業として初めてTokenomics Foundationに加盟した。AI投資の経済的価値を評価する標準化活動の推進に参加する。
日立製作所はThe Linux Foundationが設立したTokenomics Foundationに日本企業として初めて加盟したと発表した。AIの経済的価値を可視化するための標準化活動を推進し、AI投資の成果評価の基準づくりに貢献する予定である。米国のグループ会社Hitachi Digital Servicesと連携し、AIのコスト管理や投資対効果の評価に関する標準化を進める。
Agentic AIの発展に伴い、複数のAIエージェントの協調運用が進む一方、AIのトークン消費量が急増しIT予算を圧迫する問題も指摘されている。現状は標準規格が未整備であり、コスト管理と投資対効果評価の方法確立が課題となっている。
Tokenomics FoundationはFinOps Foundationと連携して、技術価値管理のベストプラクティスを確立する方針を示している。日立はこの取り組みを活用し、クラウド利用のコスト評価とビジネス価値最大化を支えるOSS活動や標準化を推進する。
日立はHMAX by Hitachiの一部として、AI運用を支えるHMAX AI Operationsを提供しており、安全な自律運用と性能・コストの継続的観測・改善を実現していく。今後、Tokenomicsの知見を取り入れ、サービスの高度化を図る予定だ。