AppleはLG ElectronicsとSchneider Electricと協力して、新しいスマートホームアクセサリ群「Apple Home Collection」を発表。カメラやドアロック、サーモスタットなどをApple Homeで統合管理でき、12月に提供開始となる。
Appleはカリフォルニア州クパティーノで、LG ElectronicsおよびSchneider Electricと協力して、屋内外のカメラ、サーモスタット、温度センサー、ビデオドアベルとドアロックなどを含む新ライン「Apple Home Collection」を発表した。アクセサリはApple Homeアプリ上でワンタップ設定を開始でき、エンドツーエンド暗号化によりデータはApple、LG、Schneider Electricのいずれもアクセスできない。提供は12月からで、一部は2027年初頭に開始予定。
新コレクションにはLG ElectronicsのVideo Doorbell Wired、Outdoor Cam、Indoor Cam、Floodlight CamとSchneider ElectricのSmart Thermostat、LGのSmart Deadbolt Lockなどが含まれる。すべての製品はThread対応で、iPhoneやiPad、HomePod、Apple TV 4Kなどのホームハブと連携して動作する。カメラは最大2.5Kの解像度で映像を撮影し、iCloud+プランの10日間にわたる履歴保存や自動説明機能が提供される。
スマートロックは超広帯域技術を活用して近づくと自動解錠し、タップやPIN入力、バックアップ用キースロットも併用できる。訪問者の呼び出しは家の玄関ドアのシステムと連携して通知され、訪問者と会話したりドアの解錠をSiriで指示したりできる。サーモスタットは2種類が提供され、在宅・不在・夜間などの状況に応じて温度を自動調整し、各部屋の温度を複数のセンサーで測定できる。全製品はMatterに対応し、DIY設置性も高い。
Appleは新ラインの全アクセサリが一貫して設定・制御できる体験を共有すると説明。各デバイスはThread対応でWi-Fi切断時も接続を維持し、家庭のWi-Fi変更時には認証情報が自動更新される。Siriを使った全製品の一括操作や「おはよう」シーンの実行で照明・カメラ・オーディオなどを連携させることが可能となる。
Appleはプライバシーを重視し、ホームアプリ内の映像やデータはエンドツーエンドで暗号化され、LG・Schneider Electric・Appleはデータへアクセスできないと説明。映像はローカル処理で保護され、iCloud+を使う場合は最大10日間暗号化保存される。Apple Store直営店ではADTによる第三者設置サービスを米国で提供開始予定。