フコクは第1四半期に営業利益が前年同期比で約51%増の1,515百万円となり、売上高は23,358百万円を計上した。通期計画では2027年3月期の売上を85,000百万円、営業利益を3,300百万円と見込み、配当方針の引き上げも公表された。
独立系ゴム部品メーカーのフコクは第1四半期決算を発表し、売上高は23,358百万円、営業利益は1,515百万円となった。前年同期比で売上は2.8%増、営業利益は51.4%増となり、営業利益率は6.6%へ改善した。機能品中心の事業や原価低減の効果が進展したことが要因とされる。
同社は通期計画として、2027年3月期の売上を85,000百万円、営業利益を3,300百万円と見込んでおり、上期の市場動向を見極めつつ計画を進めていく方針を示している。中東情勢の影響を考慮しつつ、利益向上策を今後も継続する見通しだ。
成長戦略としてEV関連需要の後ずれを見据えつつライフサイエンス分野・半導体関連・インド・米国市場の開拓を強化する方針を示している。EV向け放熱材料や新製品群の拡販、ASEANでの市場拡大、宇宙分野の振動減衰技術活用など高付加価値製品の比率を高め、長期的な収益基盤の強化を図る。
株主還元では連結配当性向を30%から40%へ引き上げ、年間50円の下限配当を新たに設定。2027年3月期の年間配当金予想は100円(前期比15円増)を計画している。