日本ゼオンはトウペのアクリルゴム事業を新会社へ承継させるため、7月23日に新会社ゼオンケミカルズ倉敷を設立した。将来的な事業開始日として10月30日を目指す。
日本ゼオンは、子会社のトウペが保有するアクリルゴム事業を承継させる目的で新会社ゼオンケミカルズ倉敷を7月23日に設立した。これにより、同社グループ内でアクリルゴム事業を継続・統合する体制を整えた。
同社は5月11日、トウペの塗料事業をナトコに売却する方針を発表したが、アクリルゴムはエラストマー事業との相乗効果が高く、グループ内にとどめる判断をした。その後、8月21日に新会社とトウペの間で吸収分割契約を締結した。
アクリルゴムは高い耐熱性を持ち、オイルシールやホースなど自動車部品に用いられる。ゼオングループは日本・米国・タイに計4拠点を有し、グローバル供給体制を整備している。新会社は10月30日に事業を開始する予定である。