NetSuiteはラスベガスでの年次イベントSuiteWorldで次世代ERP「NetSuite Next」や自律型システムの方向性を示した。日本担当の渋谷由貴氏が国内戦略を説明した。
NetSuiteは米国時間の10月25日から28日にネバダ州ラスベガスでSuiteWorldを開催し、同時期にOracle AI Worldと併催された。イベントで同社はNetSuite Nextの進化と自律型システムの方向性を示し、日本の戦略として三つの柱を打ち出した。
渋谷氏はERPの役割が記録システムから予測・実行支援へ進化すると説明し、中小企業やスタートアップを対象にAIソリューションを提供、AIが実行を担い人は確認・判断に集中する形を想定した。日本顧客の課題として人手不足やデータの分断を指摘した。
日本戦略としては(1)製品価値拡張と横展開、(2)業界別テンプレートの拡充、(3)エコシステム拡大の三つを掲げ、FIELD SERVICE MANAGEMENTとBANK FEEDSの新製品を投入。BANK FEEDSは日本の要望を反映して開発された。
新たなエコシステム施策として8社の導入パートナーが追加され、AI活用の進化としてNetSuite NextとAI CONNECTORの役割が説明された。QuickStartの無償利用は米国で開始済みで、2027年に日本提供を見込む。