日本製鉄が欧州拠点USSK Košiceに約9億ユーロの投資を決定。コシツェ製鉄所へ電気炉と酸素プラントを新設し、2030年と2029年の稼働開始を目指す。
日本製鉄は欧州の主要拠点であるUSSK Košiceに対して、電気炉の建設と酸素プラントの新設を含む約9億ユーロの投資を決定した。新設設備は電気炉が年間約160万トンの生産能力を持ち、2030年の稼働開始を予定している。
酸素プラントの新設も併せて行い、製鉄所の安定操業とCO2排出量の削減を図る。酸素プラントは2029年の稼働開始を予定している。
今回の投資にはEU近代化基金からの補助金として総額3.5億ユーロが付与され、スロバキア政府を通じて支給される。補助金は電気炉3.1億ユーロ、酸素プラント0.4億ユーロを含む。
2026年5月13日にはUSSKが日本製鉄の直接子会社となり、社名をNippon Steel Slovakia, s.r.o.(NSSK)へ変更する予定である。これにより日本製鉄の欧州戦略の中核拠点として位置づけられる。