ヘッドアップディスプレー世界シェア首位の日本精機がデンソーのHUD事業を買収し、開発・製造基盤の統合を通じて生産性とコスト競争力の向上を狙う。
日本精機がデンソーのヘッドアップディスプレー(HUD)事業を買収する契約を締結し、両社の開発・製造基盤を組み合わせることでHUDの生産と開発の効率化を図る。買収価格は非公表。
HUDは自動車のフロントガラスに速度や案内情報を投影する部品で、現時点で日本精機はHUDの世界シェア首位。2026年3月期のHUD生産台数は約210万台だった。
デンソーのHUD事業の売上高は全体の1%以下で、同部門の資産は約11億6400万円程度。事業譲渡を通じて、日本精機のHUDに対する専門性と生産能力を活用し、業界全体の発展につなげたい狙いだ。
事業譲渡の契約は2026年8月28日に締結され、移管は2027年2月26日を予定している。