カナダの石油大手セノバス・エナジーがアサバスカ・オイルを57億カナダドルで買収すると発表した。買収により日量の生産が増え、2032年までに日量11.5万バレルの拡大を目指す。
カナダの石油大手セノバス・エナジーは、同業のアサバスカ・オイルを現金と株式の組み合わせで約57億6000万カナダドルで買収する方針を公表した。取引は年内に完了する見込みとされている。
アサバスカはアルバータ州のオイルサンド業界で残された数少ない独立系企業の一つで、セノバスはMEGエナジーを826百万カナダドルで買収した直後の再編期にある。
買収後、セノバスの熱回収法によるオイルサンド生産量は日量約4万5000バレル増加する見込みで、日量11万5000バレルまで拡大できるとされる。26年第2四半期の上流部門総生産量は石油換算で日量約97万バレルだった。
取引は現金と株式の交換を組み合わせて実施され、アサバスカ株主は保有株1株につきセノバス株0.264株を受け取る。ロイターの計算では買収額は約57億6000万カナダドルとなる。完了時期は12月を想定している。