酸化エチレンの安定供給を目指す日本触媒は、エチレン設備の再編と中東情勢の影響を踏まえ、競合との原料融通を進める方針を示した。EOの安定供給網の強化をねらう具体的な動きが伝わる。
日本触媒は洗剤原料となる酸化エチレン(EO)の安定供給網の整備に力を入れている。エチレン設備の再編や中東情勢の影響を受け、調達環境に不透明感が生じているためだ。
日が進むエチレン設備の再編の中、国内市場では2030年ごろまでに4基が停止する見通しとされる。供給体制の強化が課題として挙げられている。
野田和宏社長は「競合との原料の融通も進める」との考えを示し、上流材料の柔軟な連携を進める方針を示唆した。