三陽商会の衣料品回収・リユース事業は2024年に始動し、回収点数は累計で14万9000点に達した。現在3店舗での販売を中心に展開し、2025年度は前年度比で大幅に伸長、事業は2年連続の黒字を達成した。
三陽商会は2024年に衣料品の回収とリユース品販売を開始し、回収点数は累計で14万9000点となった。リユース品は「リ・サンヨー(RE: SANYO)」として販売され、現在は3店舗で取り扱い、回収拠点は全国約750売場に設置されている。
2025年度の回収点数は前年度比で約160%と大幅に増加。ECOMMITと連携したリユース点数を合わせたリユース率は、2年連続で99%を達成している。販売実績は初年度が計画比120%、2025年度が計画比110%と好調に推移した。
好調の要因として、物価高による消費行動の変化とともに、回収品の状態の良さが評価され、新規顧客とリピーターの増加に寄与している。熟練の再雇用社員による厳密な選別と、長く愛用できる高品質な製品づくりが回収品の状態の良さに寄与しているとの分析がある。
長期目標として回収割合を20%まで引き上げる計画を掲げ、2031年度までに回収対象品の取り扱い比率を高めるとした。今後は回収量の増加に合わせてリ・サンヨー事業の拡大を検討する。