中堅化学メーカーのトクヤマはJSRから診断薬・材料事業の抗原・抗体・粒子技術を活用して体外診断薬市場への本格参入を目指す。今後も不足技術の獲得をM&Aで進める方針である。
トクヤマは2025年に取得した抗原・抗体・粒子などの技術を活用し、診断薬分野への本格参入を目指す。体外診断薬の高収益領域を取り込み、事業拡大を図る計画だ。
同社が保有する粒子技術と表面解析技術に不足していた抗原・抗体・試薬の製品化に関する技術・ノウハウが加わることで、参入体制が整う見込みとなっている。
今後も不足技術の獲得にM&Aを活用し、ライフサイエンス事業全体の売上高を2026年3月期の約494億円から2036年3月期には約3倍へ引き上げる計画だ。
ターゲットには診断薬や歯科器材など、ライフサイエンス分野の事業拡大も含まれる見通しである。