日本で投資ファンドの活動が活発化。2025年の国内不動産投資は7兆円超、大型案件にはブラックストーンが関与し、PEの日本企業M&Aは過去最高の規模に達した。
不動産投資や企業買収を中心に、投資ファンドの活動が日本で活発化している。資本を集めるファンドは不動産や企業、インフラといった多様な資産に投資して、価値を高めたうえで売却して利益を得る性質がある。主要な資金源として年金基金や金融機関などの機関投資家が挙げられるとされる。
2025年の国内不動産投資額は7兆円超と過去最大となり、大型案件の買い手として米系ファンドのブラックストーンなどが並ぶ。都心の複合施設「東京ガーデンテラス紀尾井町」は約4000億円で買収された。
一方、プライベートエクイティ(PE)による日本企業の投資・買収は過去最高水準となり、レコフデータによれば2025年度の日本企業のM&Aは約6兆7000億円だった。上場企業の非公開化や事業分離(カーブアウト)などの動きも顕在化している。