オカムラ食品工業の直営店「ポート」が青森市で34年の歴史に幕を下ろした。閉店は2023年株式上場後の事業再編の一環として決定され、最終日には多くの来客が列を作った。
オカムラ食品工業は青森市の直営店「ポート」を10月31日をもって閉店した。筋子などを販売してきた同店は社長の岡村恒一氏が1992年に手がけた店舗で、長年地域住民に親しまれていたが赤字のため歴史に幕を閉じた。
最終日には開店前から約30人の行列ができ、閉店後に岡村社長が来店客や従業員の前で謝意を表明。苦渋の決断だったとの認識を示し、来客からは残念だとの声が寄せられた。
売上は一貫して増加していたが、原料高などの影響で直近は赤字となっていた。株式上場を2023年に果たし、赤字事業の継続が難しくなったため、今後の収支改善は難しいと判断。今後は企業向けの取引に集中する。