日本通運とJR貨物など4社が東北線不通を想定したBCP訓練を実施。日本海縦貫線を経由する迂回運転を検証し、名古屋南貨物駅と盛岡貨物ターミナル駅の間で貨車20両・31ftコンテ40個の輸送を行った。
自然災害で鉄道インフラが長期に影響する事態を想定し、日本通運・JR貨物・トヨタ輸送・名古屋臨海鉄道の4社がBCP訓練を実施した。訓練は緊急時の代替輸送体制を平時から整えることを目的としている。
訓練は10月10日から12日に実施され、名古屋南貨物駅と盛岡貨物ターミナル駅の間を往復で貨車20両、31ftコンテ40個を輸送する内容で行われた。自動車部品などの輸送継続を前提に日本海縦貫線を経由するルートを実際に運行できるか検証した。
実地検証を通じて迂回輸送の成立条件や通常ルートと比較した所要時間、貨物品質、関係各社の連携手順を確認した結果、日本海縦貫線を活用した迂回輸送スキームの有効性を確認できたという。
今後は得られた知見を各社のBCPへ反映させ、災害時の代替輸送切替時の手配・連絡手順を整理し、必要に応じて追加訓練と検証を行う。