CMPはサプライチェーン全体の取引と製品含有化学物質情報を紐づけ、指定相手へ伝達する。NEDOとCMPコンソーシアム、NTTデータは2026年10月1日からサービス提供を開始します。
背景として、資源の循環利用を進めるサーキュラーエコノミーの実現には、製品に含まれる物質情報をサプライチェーン全体で適切に管理・流通させることが重要とされ、規制強化に対応する負担を軽減する必要があるとされました。NTTデータはウラノス・エコシステム事業の一環として、化学物質情報の流通とトレーサビリティ管理の基盤開発を進めてきました。
CMPコンソーシアムとNTTデータは、2026年10月1日から本サービスの提供を開始し、原料から完成品までの取引関係と製品含有化学物質情報を紐づけて、指定した取引先へ情報伝達を可能にします。企業秘密を保護しつつ情報連携を円滑化し、化学物質規制への迅速な対応と再調査の業務負担軽減を支援します。
今後は化学品・電機・自動車関連の事業者向けアプリケーション提供を拡大し、2028年までに数千社の参加を目指す計画です。さらに部品リユース情報や再生材料情報などへの連携対象拡大を進め、資源循環に関する情報の流通を広げるとともに、将来的には国際的なグローバル情報連携基盤への発展を目指します。