ANYCOLORの株価は10月下旬にかけて3,200円前後で推移し、10月28日に出来高が大幅増。今後の決算期日は2026年12月上旬頃と案内され、直近発表分の業績概要も併せて開示された。
10月23日から10月30日までの株価はおおむね3,200円前後で推移し、10月30日には前日からやや軟化して3,150円前後へと下げる動きが見られた。10月28日には出来高が701,800株と前日比で大幅に増加し、取引の勢いは戻りを試すものの方向性は不明瞭なままだった。
アナリストの動向として、10月21日に日系中堅証券が目標株価を5,000円と強気に提示した一方、10月22日には岩井コスモが目標株価を引き下げ、評価材料が短期間に交錯した状況だった。
決算情報として、2026年9月9日公表分の要点では、2027年4月期第1四半期の売上高が前年同期比5.4%増の166億円となる一方、売上原価の増加で営業利益は8.8%減の64億円、四半期純利益は10.6%減の44億円となり、通期予想は引き続き減益見通しだった。過去12四半期では純利益率やEPSが改善傾向にあり、売上高は右肩上がりの推移が続くとの観測もある。
今後の業績チェックポイントとしては、ANYCOLOR IDの増加やコマース等の多領域展開が注目され、外部プラットフォーム依存や人気VTuberの動向、原価上昇などがリスク要因として挙げられている。スタジオ投資や海外展開の強化方針も示され、長期的な成長機会と留意すべきリスクが併記されている。