音声AIスタートアップListen LabsがシリーズCの資金調達約1億2500万ドルを撤回したと伝えられる。一方でSalesforceによる同社の買収交渉が浮上し、成立するかどうかが焦点となっている。
Listen Labsは2023年に設立され、顧客インタビューの音声・動画データを自動で収集・分析するAIを提供する企業とされ、今回の資金調達は事前条件を撤回したと報じられた。シリーズCの規模は約1億2500万ドルで、完了後の企業評価額は約15億ドルになる見込みだった。
この撤回の背景として、Salesforceによる買収交渉が浮上しており、買収額は約20億ドルに上る可能性が指摘されている。交渉は継続中で、合意に至らない可能性もあると伝えられる。
Listen LabsはMenlo Venturesが主導する見通しで資金調達が計画されていたが、署名済みの条件を撤回したことで、資本市場への再出の可能性や別の資金調達条件が検討される状況となっている。創業者や技術の概要、顧客にはMicrosoftやCanvaなどが含まれるとされ、AIによる顧客ニーズの予測と報告資料作成を強みとしている。
現時点でListen Labs、Salesforce、Menlo Ventures、Simileなどの関係者はコメントを出しておらず、交渉や資金調達の最終条件は不透明なままだ。