日本と豪州は今後10年間、豪州での発射試験を実施する枠組みを拡充することで合意した。極超音速兵器の実験も対象となる可能性があり、両国の防衛協力が一段と強まる。
日豪はキャンベラでの会談後、日本が豪州での発射試験を今後10年間にわたり実施できる枠組みを拡充することに合意した。厚みのある防衛協力の一環として、極超音速兵器の実験も対象となる見通しだとマールズ豪国防相が述べた。
今回の取り決めは5月の日豪合意を踏まえるもので、両国は新たな装備や兵器の試験に関する協定を署名した。日本は防衛力の増強を進め、長射程ミサイルの開発を推進している。昨年には豪州で対艦ミサイルの試験も行われた。
豪政府は日本企業と共同開発したレーザー兵器の試作機の初実験を発表。三菱電機の現地子会社が製造し、オーストラリアのシドニー工場に7000万豪ドルを投じる計画を明らかにした。中国人民解放軍の動向を背景に、日豪の防衛協力は新たな装備・試験の分野へ拡大している。