三菱マテリアルはマレーシアの伸銅品加工拠点の生産を停止し、日本の拠点に機能を集約すると発表した。背景にはマレーシア政府の資源保護策の強化と輸出規制の動きがある。
三菱マテリアルはマレーシア拠点のリョウシンドウマニュファクチュアリング(RM社)での加工を停止し、2027年3月にRM社の操業を終える。これに伴い、これまでRM社で行っていた銅の裁断加工は若松製作所(福島県会津若松市)へ集約され、RM社の顧客には若松から製品供給を続ける見通しだ。
背景として、マレーシア政府が同拠点のスクラップ輸出規制を強化し、日本への輸出が難しくなったことが挙げられる。また、マレーシアでは今後一部品目で売上税率が上がるなど事業環境が変化しており、再編を決定した。