学習塾明光ネットワークジャパンが実施した実態調査で、子供が車道を自転車で走る際の不安が保護者の80%超に及ぶことが分かった。調査は2026年7月下旬から8月上旬にかけて全国の保護者1,000名を対象に行われた。
学習塾「明光義塾」を展開する明光ネットワークジャパンは、青切符導入後の子供の自転車利用に関する実態調査を実施した。対象は小学1年生から高校3年生の子供をもつ保護者で、回収はインターネット調査方式。結果として、車道走行に対する不安を感じる保護者が83.8%に上ることが分かった。学年別では小学生83.9%、中学生85.5%、高校生81.1%と、年齢を問わず不安が高水準となっている。調査対象は全国で、保護者1,000名のうち自転車を利用する子供をもつ752名が回答した。
青切符制度導入後の実体験として、子供が車道を走行中にヒヤリ・ハットを経験したと回答した保護者は48.4%だった。制度導入が不安の増減に影響を与えたかという設問では、51.6%が不変と回答する一方で、増えたと答えた割合が29.2%、減ったと答えた18.0%を上回っており、制度を機に不安を感じる家庭が一定数存在することが示唆された。
ヘルメット着用状況は「毎回着用している」が34.0%、「ほぼ毎回着用している」23.8%、「時々着用している」11.6%だった。一方で「ほとんど着用していない」8.6%、「まったく着用していない」21.9%と、軽視・未着用の割合が計30.5%にのぼり、着用の定着にはまだ課題があることが分かった。調査はまた、行政や学校に求めたい対応として「自転車ルールの周知」28.5%、「自転車通行環境の整備」23.7%、「交通安全教育の充実」11.6%が上位となった。