シークスは世界14カ国に製造拠点と約50拠点の販売網を持ち、EMSを軸に部材調達から物流・保守までを一気通貫で提供する。現中期経営計画は目標未達の見込みだが多様化を打ち出し、次期計画では長期的にバイオ関連CDMO事業の収益化を目指す。
シークスはEMSを軸としたワンストップサービスを展開するグローバル企業で、世界14カ国に製造拠点と約50拠点の販売拠点を有し、車載機器など高付加価値分野を得意としている。部材調達、物流、保守を含む一連のサービスを提供することで、多様な業種の顧客に対応している。
沿革として1957年に阪田商会の貿易部から創業し、1992年にサカタインクスインターナショナルとして分社化、1998年に社名をシークスへ改称、1999年大阪証券取引所第二部、2000年東京証券取引所第二部へ上場、2005年には東証一部・大証一部に指定された。
EMS業界の概況として、EMSは部材調達から実装・検査・物流・場合によりアフターサービスまでを含む製造プロセスを受託する形態であり、同社は特に車載機器や産業機器など高品質が求められる案件で強みを持つ。外部化の動きや労働力不足の背景から、海外生産子会社の増強や生産技術向上、国内外ネットワークの拡充を進めている。
次期中期経営計画では多様化の推進を掲げ、長期的にはバイオ抗体医薬品CDMO事業の収益化を目指す意向を示している。これにより製造の外部化が進む機械産業や電子機器市場の需要に対応していく方針とされる。