クラシル株式会社がSaaS・IT資産台帳をzoobaへ移行し、実環境を約1カ月で構築。2026年8月から本番運用を開始し、SaaS管理ツール費用を24%削減した。
クラシル株式会社は、複数のSaaSや従業員・IT資産の台帳を一元化する目的で、情シスAIヘルプデスクを提供するzoobaへ移行した。移行の背景として、AI前提の働き方が広がる中で台帳の置き場所が重要になっている点が挙げられ、既存環境で使っている機能や自動化処理、ツール間の連携を洗い出して基盤の統合を進めた。
移行プロセスでは、複数のGoogle Workspaceと連携して従業員の台帳を作成できるか、契約中のSaaSのアカウント情報を自動取得して一覧化できるかを検証した。移行作業自体は約1カ月で完了し、トライアルを含めても少人数で実施できた。移行後は資産情報とAIヘルプデスクを同じ基盤で扱える状態となっている。
成果として、zooba上の実環境を約1カ月で構築し2026年8月より本番運用を開始。SaaS管理ツール費用を24%削減し、分散していた台帳を3つから2つへ集約したほか、総務・内部監査にも資産情報の活用範囲が広がった。内部監査部門からは画面の見やすさが評価され、他部門への利用拡大も進んでいる。
クラシル株式会社は導入事例の全文を公開しており、AIヘルプデスクと資産情報を同一基盤で扱える点や、今後の業務のAI任せを想定した運用方針を示している。公式資料はzoobaの関連ページとして案内されている。