双葉電子工業が炎重工をグループ化し、水上ドローン事業へ参入する。空中と水上の無人システムを統合し、橋梁やダムの点検作業の高度化を狙う。
双葉電子工業が炎重工をグループ化し、国内の水上ドローン市場に本格的に参入する方針を打ち出した。背景にはインフラ老朽化や人手不足に対する水域DX需要の拡大があるとされ、同社は空中ドローンの技術と炎重工の水上機の技術を統合して、新たな無人システムの開発を推進する。
具体的には、無線通信・遠隔制御・産業用サーボといった双葉電子の技術と、炎重工の水上ドローン設計・自律航行ソフトウェアを組み合わせ長時間運用を可能にすることが狙いとなる。橋梁・ダム・下水道などの点検業務を、空中監視と水上調査を組み合わせて効率化・安全性向上を図る見込みだ。
災害時の被災状況把握や港湾・沿岸部の監視・巡回など防災・海洋安全分野への展開も視野に入れられている。長時間観測や大規模計測の需要創出を目指し、AIを活用した自律制御の高度化や国内外の社会インフラ維持管理を支援する体制を整える。