キッツは自治体と防災訓練を通じた「地域の水レジリエンスモデル」を推進しており、2011年から訓練を本格化。2026年には愛媛県や彦根市など5地域で防災訓練に参加し、地域の給水体制の強化を図っている。
キッツグループが推進する地域の水レジリエンスモデルは、平時の訓練を通じて地域との信頼関係を築き、それを災害時の迅速な生活用水確保につなぐ考え方だ。防災訓練での実演は可搬式浄水装置「アクアレスキュー」による浄水・給水のデモだけでなく、地域住民への防災啓発や水の供給に関する勉強会も行ってきた。
「地域の水レジリエンスモデル」の取り組みは、訓練を単発のイベントに終わらせず地域の備えとして定着させる点が特徴で、2011年から地方自治体との防災訓練を本格化させた。2026年には愛媛県、滋賀県彦根市、岡山県、岡山県矢掛町、京都府長岡京市の5地域で防災訓練へ参加し、これまでの参加地域は25地域に上る。
災害協定の輪も広がっており、滋賀県彦根市や大阪市、横浜市、我孫子市、さいたま市、矢掛町、茅野市、山武郡市広域水道企業団などと連携。地域での勉強会を通じ、田辺市や和光市、近江八幡市などでは応急給水拠点の構築につながっているほか、災害時のバックアップや減災対策として活用されている。
これらの取り組みは、防災訓練を地域の常設の備えとして定着させることを目指しており、今後も自治体・地域住民・企業が連携して水の安定確保の仕組みづくりを進めていく。