埼玉本庄市を拠点とするケイアイスター不動産は、土地の仕入れから販売までを一貫する体制と、小規模な土地を活用する戸建て開発力を強みに業績を伸ばしている。株価は他社比で割安感が指摘され、今後の動向に注目が集まる。
ケイアイスター不動産は低価格・高品質なデザイン住宅を主力とする戸建分譲会社で、土地の仕入れから設計・施工・販売・アフターサービスまでを一貫して手掛ける独自のビジネスモデルを強みとしている。小規模な土地を活用する開発力を背景に業績拡大を続け、全国展開を進めている。
戸建て住宅開発業界の割安銘柄ランキングでは、47社のROEとPBRの関係を比較し、PBRがROEの高さに対して低い銘柄を上位とするトップ10が示されている。その中でケイアイスター不動産は5位に位置し、ROEは高水準ながらPBRが1.3倍と比較的低い水準であるとされている。
当期純利益はコロナ禍の需要拡大で増加した後、資材価格高騰などで一時低下したが、その後生産性向上や出店強化などにより再び増加し、2026年3月期は154億円となっている。株価の推移は利益動向と連動する形で上昇基調を維持している。
同業他社と比べて現在の株価には割安感があり、割安感解消水準としてPBRベースで約5,280円、PERベースで約6,550円が想定されるとされている。今後の出店拡大やM&A、低価格で高品質なデザイン住宅の提供を通じた市場シェア拡大が見込まれる。