8月第2週の日本株相場は、好調な企業決算と相次ぐ自社株買いが支えとなり堅調が見込まれる。一方、中東情勢とインフレの動向次第で下押し要因になり得るとの見方もある。
8月第2週(10日から14日)の日本株相場は堅調に推移する見込みとされ、企業決算の好調と自社株買いの発表が相場を支える要因として挙げられている。テクノロジー株比率の高い市場の状況下で、過度な下落は抑制されるとみられる。
第1週は企業決算の好況と米国・イランの動向期待で買いが優勢となり、TOPIXは1.8%上昇。日経平均はAI関連銘柄の不安感が薄れたことで1.9%上昇しており、市場参加者のセンチメントは改善している。
今後の焦点は中東情勢の進展とインフレ指標。米国のCPIとコアCPIの動向がFRBの利上げ観測に影響を及ぼす可能性があり、7月のコアCPIが前年同月比2.5%上昇と見込まれる点が注目される。
市場関係者は、決算の強さと自社株買いの規模が需給を支え続けるとしつつ、中東情勢の材料依存で上下動が出やすいとの見方を示している。