和風麺を中心に展開してきたシマダヤが、家庭用を軸とした「おうち麺」へ事業を進化させる方針を示し、秋冬向けの新商品発表会で具体的な取り組みを明らかにした。
シマダヤの岡田賢二社長執行役員は、これまでのうどん・そば中心の和風麺から、ラーメン・焼そば・まぜ麺・パスタなど多様な麺料理を提供する「おうち麺」の会社へと進化させ、家庭の食卓で麺を食べたい場面の常在性を高めたいと述べた。
今秋冬には家庭用チルド麺・冷凍麺および業務用冷凍麺の新商品を発表する会を開き、環境変化をネガティブに捉えず新しい価値創出の機会にする方針を示した。
市場環境として人口減少・人手不足・資材高騰・物流費の上昇などが構造的な変化を生んでいるが、品質とブランドの本質は変わらず、同社はその価値を高めることで顧客の時間価値の創出につなげたいと説明した。
同社は流水麺・健美麺・太鼓判など和風麺を主力としており、中華麺もブランドを有するが和風麺の構成比が高い現状を踏まえ、今秋は生活者のニーズに応える形で生中華カテゴリーの拡充を進める。
家庭用「本生」ラーメンを中心に新商品として「つけ麺 魚介豚骨醤油味」「まぜそば 鶏ガラ醤油味」を発売し、時計台ブランドには海老しおらーめんを追加する。長期ビジョンは麺食を通じた価値創造と顧客の笑顔を実現する企業になることだ。