7月の日経平均が急落する中、日本株型投資信託への資金流入が高水準に達し、インデックス型とアクティブ型の双方で需要が拡大した。短期狙いと長期投資の両方を背景にした資金の動きを伝える。
2026年7月の株式市場は地政学リスクやAI関連株の過熱感で乱高下し、日経平均は月間で大幅下落を記録した。しかしTOPIXはわずかに上昇しており、個人投資家はこうした短期の値動きを捉えようとする資金フローを強めた。
追加型株式投信の7月の資金フローは、ETFを除くと約2兆7000億円の流入となり、過去最高水準の水準に迫った。資金を最も集めたのは外国株式型で約1兆7000億円、続いて日本株型が約5600億円となり、日本株型の資金流入は2026年3月の急落時と類似した動きだった。
インデックス型とアクティブ型に分けると、7月の資金流入総額約5600億円のうち、インデックス型へ約2900億円、アクティブ型へ約2700億円が流入した。日経平均に連動するインデックス系の資金が短期的な値幅取りを狙う傾向を支えた。
アクティブ型の日本株型投信は、7月も約2700億円の流入を記録し、長期資金の流入が継続的であるとの見方が示唆された。新規大型設定の影響もあり、長期的な日本株相場への“強気”姿勢が根強いとみられる。