日銀の政策金利引き上げを受けて、FBモーゲージは2026年4月に政策金利連動型給与制度を導入し、7月支給分から社員給与へ反映させた。制度は金融リテラシー向上を狙う取り組みとして社内の関心を高めている。
FBモーゲージ株式会社は、日本銀行の政策金利引き上げを受けて新たな給与制度「政策金利連動型給与制度」を2026年4月に導入した。制度の目的は、政策金利の変動を社員の給与に反映させることで、金融政策や経済の動向を社員が主体的に学ぶ環境をつくることにある。制度導入後、7月支給分から適用が開始され、給与が増額された。
社内アンケートでは、制度導入前に比べて金融や経済への関心が高まる結果が出た。政策金利への関心について「非常に関心がある/やや関心がある」と回答した割合は66.7%から100%へ改善し、金融リテラシー向上については91.7%がつながると回答した。
社員の声として、営業職は物価上昇と給与のズレを実感していたが制度導入により生活と社会経済の変化を身近に感じられるようになったと述べ、事務職も給与増額を受けて政策金利が顧客サービスへ影響する点を実感していると語った。
今後は制度と教育を連動させた人材育成の一環として、社内勉強会の充実を図り、金融リテラシー向上を促進する方針。制度の導入は、社員が金融政策を自分事として学ぶ文化の定着を目指す取り組みと位置づけられている。