1990年代、エヌビディアの経営危機を救ったとされる元セガ社長の入交昭一郎氏が、読売新聞のインタビューでジェンスン・フアンCEOを再び舞台に立たせるべきだったと語った。セガとエヌビディアの共同開発の経緯や、その後の判断についても言及している。
世界的な半導体大手エヌビディアの経営危機を救ったとされる入交昭一郎氏は、フアンCEOの人物像を通じて日本企業に求められる経営トップの資質を語った。入交氏は90年代の経営危機時にエヌビディアの株を買う案を提案し、再起を図ろうとしたとされる。
当時、セガ・エンタープライゼスはプレイステーションに対抗する3D機の開発を進める中で、エヌビディアの半導体を用いた技術を検討した。共同開発は進んだものの、画面上の隙間など技術的課題が生じ、結局別の企業の技術を採用する判断となった。
入交氏はフアン氏と共同開発の打ち切りを巡ってのやり取りを振り返り、彼が「いくらあればやり直せるのか」と尋ね、答えが「500万ドル」だったと述べた。開発費が残っていたことから、エヌビディア株を買う案も議論になった。
本文は読売新聞のインタビューを基にしており、入交氏は現在もコンサルティング会社を経営している。
以上の記述は、当時の経緯と関係者の見解を時系列で整理したものである。