ベイシスはBPaaSの提供を通じて蓄積・強化する4つの競争資産を明示し、それらを案件拡大とともに循環的に強化する方針を示した。現場実行力、全国パートナー網、顧客接点・案件実績、現場データ資産の4資産が競争優位の源泉と位置づけられている。
ベイシスは中期経営計画2030において、BPaaSの提供を通じて蓄積・強化される4つの競争資産を明示した。これらの資産が拡大とともに品質・信頼性・収益性を高め、新たなサービスや案件機会を生む循環が競争優位の源泉になるとしている。
第一の資産は現場実行力資産で、通信キャリア向けのネットワーク事業で培った高品質な施工・運用を全国・多拠点で実行する力を指す。プロジェクト管理や品質管理、現地対応、運用・保守のノウハウをIoT領域にも展開して資産を強化する。
第二の資産は全国パートナー網資産で、545社のベイシスパートナーズを有し、地域・技術に応じて全国の施工・設置・保守を一括受注できる体制を構築している。パートナーの稼働・品質実績の蓄積により適正配置・評価精度が向上し、大規模案件への対応力が高まる。
第三の資産は顧客接点・案件実績資産で、通信キャリアやインフラ事業者を中心に多様な顧客課題と案件に対応してきた実績が提案範囲の拡大につながる。既存顧客への未提供サービスの提案や他業界への横展開を進めるとされる。
第四の資産は現場データ資産で、BLASに現場・設備・品質・作業データを蓄積・一元管理し、デジタル化・標準化・AI分析を進める。スマートメーター切替案件のデータ自動化などを例に挙げ、品質・信頼性の向上と新サービス創出を目指す。