日米で利上げが実施され、日銀は政策金利を31年ぶりの高水準へ引き上げた。米FRBの動向と円安傾向が併存し、今後の金融政策の行方に注目が集まる。
日銀は9月18日に金融政策決定会議を開き、政策金利を現在の1.0%程度から1.25%程度へ引き上げた。これで日銀は31年ぶりの高水準となり、前回から3ヶ月での引き上げとなった。
米連邦準備制度理事会は同時期に政策金利を0.25%引き上げ、日米の利上げが続くとの見方が強まった。為替市場ではドル円が一時157円近くまで下落する場面もあったが、後に156円台に戻る動きも見られた。
市場関係者は物価動向の影響を挙げつつ、円安・物価高の継続と日銀の今後の対応を注視している。12月の金融政策決定会合で利上げの可能性を排除しないとの発言も伝えられ、利上げのペースに関する見方が分かれている。