吉祥寺駅周辺にスターバックスが9店舗となり、7月・8月に新店を追加した。各店舗の座席数や混雑状況を踏まえ、超集中出店の実態とその背景が浮かぶ。
吉祥寺駅周辺にはスターバックスが9店舗ある。2026年7月と8月に新たに2店舗を出店したことで、同エリアはスタバ激戦区となった。街の中心部には「SHARE LOUNGE キラリナ京王吉祥寺9階店」や「ティー&カフェ キラリナ京王吉祥寺3階店」など複数の店舗形態が集積し、座席数は255席(スタバのみ55席)と案内されている。
吉祥寺駅前のアトレ吉祥寺店やアトレの新店「My フルーツフラペチーノ」導入店舗など、他店も満席・待ち行列となる混雑ぶりが記録されている。出店エリアは駅直結・駅近の商業施設内が中心で、女性客や家族連れ、サラリーマンなど多様な客層が訪れている。
9店舗を回った筆者は、どの店舗も客を奪い合う状況にはなく、むしろ全店がほぼ満席に近い状態であると観察している。銀行併設の新店やインバウンドに対応する店舗もあり、集中出店が地域内での来客を引き留める要因となっている可能性が示唆される。
日本国内のスタバ全体の店舗数は2116店舗(2026年3月末時点)で、都道府県あたりの平均は約45店舗とされ、吉祥寺のような“超ドミナント戦略”の狙いは地域密着と来客の囲い込みにあると分析されている。